こんにちはken2です。
今日は私の人生を劇的に好転させるきっかけになった本「2割に集中して結果を出す習慣術」から、みなさんにぜひ取り入れて欲しい考え方を一つ紹介します。
この本は、「完璧主義の人」と「上手に力を抜く人」の考え方や行動習慣を比較して紹介しています。
完璧主義の人がもっと生きやすくなり、なおかつ成果も上げられるようになるにはどうすればよいのか?そのヒントが満載です。
紹介したいものがたくさんあるのですが、今日紹介するトピックは何かというと、
「『上手に力を抜く人』はがっかりタイムを受け入れる」
これですね。
がっかりタイムとは
ジャンルにもよりますが、
人間、何かを頑張り始めたとしても成果が出るには時間がかかります。
大きな成果を求めているなら、尚さら時間かかりますよ。
取り組みを始めて最初の1時間やれば1成長し、2時間やれば2成長する、と期待しがちです、我々は。
しかし実際は、人の成長はそんな直線の右肩上がりにはいかないものです。
取り組み始めてもずーっと、初歩的とされることすらできなかったり、
簡単なミスを連発してしまったり、
成長が実感できないから成果を出して活躍できる未来が見えなかったり。
往々にして、そういう時期がかなり長く続くことになります。
この時期に
「自分は才能がない、向いていない」
こう感じて多くの人が挫折してしまうのです!
しかし、この時間こそ「がっかりタイム」というやつです。
本書では、このがっかりタイムを受け入れましょうと言っています。
・完璧主義の人は、がっかりタイムで自己嫌悪を募らせて挫折してしまう
・上手に力を抜く人は、がっかりタイムを受け入れているから自己嫌悪にもならず、継続することができて、結果、成果を出すことができる。
要するに完璧主義というのは、自分の能力とか努力に対して成果を期待しすぎなんですね。
みなさん、自分に期待しないようにしましょう笑
がっかりタイムに「ま、そんなもんだよね〜〜〜」と、ゆるく構えて、のほほーんとした心の状態をキープすることが大事です。
完璧主義者が陥ってる罠について
完璧主義というと何かこう、ストイックでかっこいいもの、などと憧れがちです。
しかし、かつて完璧主義だった私の実感としては、完璧主義者というのはただ単に視野が狭く、人間というものに対する根本的な理解が欠けているだけです笑
人間は根本的に不完全な生き物なのです。
完璧な人間などあり得ない。
当たり前のことです。
この当たり前を否定して、完璧であらねばならない!と考える人間は、
常に「完璧じゃないから」自分を攻撃して、「完璧じゃないから」他者のことも攻撃する。
その結果、自分のことも嫌いになり、他者のことも嫌いになる。完璧じゃない人間たちで溢れかえったこの世界そのものが嫌いになる。
そりゃ病みますわ!笑
人間は不完全なもの!
当たり前の事実を受け入れましょう。
むしろ、人間は弱くて不完全だからこそここまで発展したんじゃないか?と、今これを書いていて思いました。
単体では弱くて何もできないからこそ、弱い部分を互いに補い合うために共同体を作り、分業体制を発展させてここまでやってきた。
そう考えると少し、不完全さも愛おしく思えませんか?
ちなみに、、、
「不完全でも汚くても、人や生き物が生きていることは素晴らしい。生命に溢れたこの世界は素晴らしい。」
それを描いているのがスタジオジブリ・高畑勲監督の「かぐや姫の物語」ですよ!
完璧主義の人はかぐや姫を観なさい!笑
まとめ
「2割に集中して結果を出す習慣術」という本から、「がっかりタイムを受け入れよう」という考え方を紹介しました。
完璧主義の人は、そもそも完璧になどなれない人間の、ありのままの性質を少しづつ、そのままで愛せるように試みてみましょう。
それが、自分の生きにくさを軽減させます。
本書では他にも、上手に力を抜きつつ結果を出す考え方や習慣が満載です。
他のトピックについても、今後紹介できたらなと思っています。
お金的な意味での成功だけでなく、メンタル的な生きづらさを抱えてる人にも本当にめちゃくちゃおすすめの良書です!
お金稼げるようになりたい人も、
メンタルの状態を良くしたい人も、
ぜひ読んで実践してください!
ではでは〜◎